この日の稽古は逆勝手の平点前です。
普通はお茶を点てる時、右側に炉(釜)や客が来ます(座ります)。
逆勝手では、左側に炉や客がきま道具
逆勝手に色々なもの(操作や置く位置)が逆になります。
例えば
普通なら左手にお茶碗(中に茶巾や茶筅、上に茶杓)、右手に棗(抹茶の入った入れ物:薄茶器)を持って入ってきて座ったらそのまま、左にお茶碗、右に棗を置きます。
逆勝手では、左にお茶碗、右に棗を持って入ってくる所までは一緒です。置くときに反対に置きます。
また、柄杓(お湯を汲む道具)を蓋置(釜の蓋を置くための道具)に置くときの手が逆になったりします。
しかしお茶を点てるときに、左手で茶碗を支え、右手で茶筅を振るというように反対にならない動作もあります。
なので、すごく混乱しましたし、次の稽古の時も混乱が続いていました。
残念ながら、この時の様子の写真がありません(涙)
今回の写真は、稽古の時の床の間の写真になります。
花:ももの花、菜の花
掛物:ひな祭り


私たちの住んでる地域では旧暦で生活している地域もあるため、そこでは1か月程度遅くなります。
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