こころざし深き人にはいくたびも あはれみ深く奥ぞ教ふる
意味
志の深い人には、何度も慈しみ深く接しながら、茶の湯の奥義を教えていくものだ。
解説
茶道において形式や作法をただ機械的に学ぶのではなく、その精神や本質を深く理解しようとする姿勢を重視する。この「心ざし深き人」とは、単に知識や技術を得ようとするだけでなく、茶道の精神を真剣に学ぼうとする人を指しています。
また、「いくたびもあはれみ深く」という部分には、繰り返し教え、相手の理解を助ける姿勢が表れています。茶道の奥義は一度で理解できるものではなく、何度も繰り返し学ぶことが必要です。そのため、茶の道を志す者には、師が忍耐強く教え導くべきだという利休の考えが示されています。
現代における教訓
この教えは、現代の教育や指導の場面にも通じるものがあります。例えば、本当に学びたいという熱意を持った人には、根気よく、惜しみなく指導することが大切であるということです。
また、学ぶ側にとっても、「すぐに結果を求めるのではなく、何度も学び、深く理解しようとする姿勢」が重要であることを示唆しています。
古典文法 ワンポイント
心ざし深き人には いくたびもあはれみ深く奥ぞ教ふる
副詞「いくたび」+係助詞「も」
- 「いくたびも」
- 「いくたび(幾度)」+係助詞「も」で、回数が多いことを強調している。
びゅ~も と 和歌
この和歌への思い入れといいますか、思い出がまったくありません。
解説の一文で「茶道の奥義」という言葉がでてきました。裏千家では一部のお点前は口伝によって継承されるそうです。(ここ最近その事を教えていただきました。)
本とかはないそうです。裏千家には点前教則という、手前のやり方についての本がたくさん出ています。たくさんあるのに、それに書いてないとなると・・・覚えることが多そうですね。
まとめ
この和歌は、「本気で学ぼうとする人には、何度でも丁寧に教えるべきだ」という茶道の精神を表しています。形だけでなく、深く理解しようとする志のある人には、師は惜しみなく奥義を伝えます。また、学びは一度で終わるものではなく、繰り返し学ぶことで真の理解に至るという考えが含まれています。これは茶道に限らず、仕事や教育、人間関係にも通じる普遍的な教えであり、誠実な学びの姿勢が成長を生むことを示しています。
ラップで利休百首
🎤 茶道ラップ -「心ざし深きビート」 🎤
🎶 (1) 心ざし深く 持つ者だけ
🎶 (2) 一服の奥義 教えるぜ
🎶 (3) いくたびも 何度も Try
🎶 (4) あはれみ深く Guide & Fly
🎶 (5) 型だけじゃねぇ 心の道
🎶 (6) 静寂の中に 響く意志
🎶 (7) 茶の心とは Flow & Zen
🎶 (8) 伝えるたびに 広がるChain
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